国際サッカー連盟(FIFA)のインファンティノ会長が、政治的中立義務違反の疑いで国際オリンピック委員会の調査を受ける可能性が出た。ロイター通信が9日までに報じた。

FIFAワールドカップ2026(W杯)北中米大会で米国代表FWバログンが決勝トーナメント1回戦でレッドカードを受けて一発退場となり、2回戦は出場停止のはずだったが、米国トランプ大統領からの要請を受け、処分保留として出場を認めた。同会長は大統領からの電話に直接対応した

ロンドンの人権団体が8日、IOCへ異議を申し立てると発表。同団体は昨年12月にFIFAの倫理委員会にも、トランプ大統領への「FIFA平和賞」授与などを巡り、同様の申し立てをしている。

欧州議会議員も同表彰については、昨年12月にFIFAへ異議を申し立てており、今回も欧州加盟国の各サッカー協会に向けてFIFAへの調査を求める呼びかけを行っている。

FIFAの倫理規定は政治的中立に違反した場合、1万スイスフラン(約200万円)以上の罰金と最長2年間のサッカー活動禁止処分が科されると定めている。

同会長はIOC委員も務めている。