[ 2014年2月7日2時40分 ]団体男子SPで首位に立った羽生(共同)<ソチ五輪:フィギュア>◇6日◇団体男子ショートプログラム

 初採用の団体の男子ショートプログラム(SP)で、全日本王者の羽生結弦(19=ANA)が97・98点の1位に立ち、10ポイントを獲得した。

 冒頭の4回転トーループを完璧に決めると、あとは危なげなく滑りきった。「僕だけのスケートじゃないのですごく緊張しました。チームのために一生懸命頑張ろうと思いました」と団体戦独特のプレッシャーを乗り越えた。

 初の五輪の舞台になったが「夢の舞台だが足も震えなかった。最後まで全力でできた。自分自身を褒めたい」と納得の表情を浮かべた。

 2位は06年トリノ五輪金メダルのプルシェンコが滑ったロシア、3位には世界選手権3連覇中のチャンが滑ったカナダがつけた。