<女子バスケットボール・Wリーグ:シャンソン化粧品69-64富士通>◇8日◇あいづ総合体育館

 前日7日に連敗を止めた富士通だが64-69でシャンソン化粧品に敗れ、通算成績は9勝5敗となった。

 前日の試合で冷静なゲームコントロールを見せた新人の有明葵衣が今季初先発。畑恵里子、名木洋子らのシュートで得点を重ねるが7点リードを許し第1Qを終える。

 第2Qは、インサイドとアウトサイドをうまく使い分けた攻撃。ディフェンスも踏ん張ったが点差は縮まらず、6点リードを奪われたまま、前半を終えた。

 第3Qは、立川真紗美がインターセプトからの速攻でフリースローを獲得、落ち着いて決める。さらにコート上で笑顔を見せ、声を出してチームメートを引っ張る。船引まゆみのカットインからのドライブシュート、三谷藍の3ポイントなどで逆転し、一時は7点差をつけた。その後はシュートミスが相次ぎ逆転を許すと5点差をつけられた。

 最終第4Q、立ち上がりにリズムをつかめずフリースローを与えてしまうなどして失点を重ねリードを広げられてしまう。中畑恵理が、得意のドライブからレイアップ。3ポイントも決め追い上げを見せるが、最後まで点差を詰めることができず敗れた。