仁川アジア大会のバスケットボール男子代表が17日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで練習を公開し、長谷川健志監督は「守備は良くなっている。速い攻撃を展開したい」と上位進出を見据えた。

 米プロリーグのNBA入りを目指す167センチの司令塔、富樫勇樹(日本協会)は左太ももを負傷したため、この日から合流。監督は控えでの起用を示唆したが、けがの影響を感じさせないプレーを見せ「スピードで崩すのが持ち味」と意気込んだ。

 前回の広州大会は4位。主将の石崎巧(日本協会)は「(日本はアジアで)一番強いチームではないが、うまくやって優勝したい」と目標を掲げた。チームは21日に韓国入りする。