ジャカルタ・アジア大会の男子バスケットボール代表選手4人が20日、行動規範の違反で日本選手団の認定を取り消され、帰国処分となった不祥事を受け、日本バスケットボール協会は同日夜、都内で緊急記者会見を開いた。

 ジャカルタ市内で現地女性相手に買春行為を行ったことを認めた永吉佑也(27=京都ハンナリーズ)は質疑応答の中で、報道陣から現地女性と交渉した際の金額について質問を受け「およそ120万ルピアです」と答えた。120万ルピアは日本円に換算し、約9090円にあたる。

 永吉は120万ルピアが、1人あたりの買春の金額かなど詳細は語らなかった。その件について、会見後、日本バスケットボール協会関係者に報道各社が質問した。同関係者が確認した結果、120万ルピアは買春に応じた女性1人当たりの金額だと判明した。