日刊スポーツのニュースサイト、ニッカンスポーツ・コムのスポーツページです。



ここからこのサイトのナビゲーションです

共通メニュー

企画アーカイブズ

QAなう


  1. トップ
  2. ニュース
  3. 写真ニュース
  4. PDFニュース
  5. 日程&結果
  6. TV放送予定
  7. 日本代表
  8. 注目選手
  9. 概要

注目選手

長距離 福士加代子

写真:福士加代子

 6月の日本選手権1万メートルで32分4秒6の3位に入り、4大会連続4回目の世界陸上の代表選手に選ばれた。5月の関西実業団選手権1万メートルでは33分13秒83で優勝。08年12月の全日本実業団女子駅伝以来となるレースで、平凡なタイムながら独走でゴールし「いい具合に引っ張ってもらった。余裕のあるのはいい」と、昨年から抱えていた左足裏の故障も治り、表情は明るかった。翌日行われた5000メートルも15分37秒25で優勝した。

 07年世界陸上1万メートルでは、途中でクツが脱げるハプニングがありながら10位。5000メートルは2大会連続で決勝に進んだものの14位だった。また、北京五輪では1万メートル11位、5000メートルでは予選10位に終わり決勝には進出できなかった。過去3度出場も、1万メートルでの10位が最高だが、それを上回る成績を狙う。

福士加代子(ふくし・かよこ) 1982年(昭57)3月25日、青森県板柳町生まれ。五所川原工高から00年にワコール入社。02年7月に3000メートルと5000メートル、05年7月に5000メートル、06年2月丸亀ハーフマラソンで日本新記録を樹立。12月にはアジア大会1万メートルで金メダルを獲得した。160センチ、44キロ。

自己ベスト 2002年7月5日 GLパリ 3000メートル 8分44秒40(日本記録)
2005年7月10日 GGローマ 5000メートル 14分53秒22(日本記録)
2002年10月8日 アジア大会 1万メートル 30分51秒81(日本歴代2位)
2006年2月5日 丸亀ハーフマラソン ハーフマラソン 1時間7秒26(アジア記録&日本記録)
主な戦績 2000年 日本ジュニア 3000メートル 優勝(8分52秒3)
2000年 世界ジュニア 5000メートル 4位(15分10秒23)
2004年 アテネ五輪 1万メートル 26位(33分48秒66)
2006年 アジア大会 1万メートル 優勝(31分29秒38)
2007年 日本選手権 1万メートル 優勝(32分13秒58)=6連覇
5000メートル 優勝(15分27秒41)=5度目V
2008年 北京五輪 1万メートル 11位(31分1秒14)

長距離 小林祐梨子

写真:小林祐梨子

 6月に行われた日本選手権5000メートルで15分26秒84のタイムで3位に入り、世界陸上への代表に選ばれた。2月の横浜国際女子駅伝で日本の1区(5キロ)を務め、区間新には届かなかったが2年連続で最優秀選手に選ばれた。これで駅伝シーズンは終わり、春のトラックへ。「もう1回、1500メートルのスピードをつける。5000メートルで世界陸上の決勝に残る力を付けたい」と、夏の世界の舞台へ目を向けた。1月の都道府県対抗女子駅伝では、兵庫2区(4キロ)を走り大会タイ記録の29人抜きを披露し32位から3位へ押し上げた。3年前に自らが樹立した記録を11秒上回る12分7秒の大会新記録で区間新をマークした。昨年末には左かかと痛に苦しんだが、そんな苦悩を振り払う今年最初の快走だった。

 07年4月に豊田自動織機へ入社、社内留学制度で岡山大へ進学したが、選手登録を申請した日本実業団連合から「勤務実態がない」などの理由で却下され、同連合の試合には出られない状態が続いた。08年北京五輪に初出場したが5000メートル予選7位に終わった。五輪代表を決めたのは08年6月日本選手権5000メートル。福士加代子や渋井陽子ら強豪を破り15分11秒97で優勝した。女子トラック種目で10代の五輪代表は64年東京五輪400メートルの小川清子ら以来44年ぶりだった。

 故障も癒え、初出場の世界陸上5000メートルでは上位入賞狙う。

小林祐梨子(こばやし・ゆりこ) 1988年(昭63)12月12日、兵庫県小野市生まれ。旭丘中1年から本格的に陸上を始める。須磨学園から07年豊田自動織機入社、社内留学制度で岡山大に進学。06年9月のスーパー陸上で1500メートルの日本記録を更新。12月のアジア大会では同種目で銀メダルを獲得。須磨学園高時代は04~06年の全国高校駅伝で3年連続の区間賞。162センチ、46キロ。

自己ベスト 2006年9月24日 スーパー陸上 1500メートル 4分7秒86(日本記録)
2005年10月13日 神戸市長距離記録会 3000メートル 8分52秒33(高校記録)
2008年10月18日 静岡県長距離強化記録会 5000メートル 15分5秒37
主な戦績 2006年 全国高校駅伝 区間賞(2区=12分35秒)
2006年 国際GP 1500メートル 2位(4分7秒87)
2006年 アジア大会 1500メートル 2位(4分14秒96)
2008年 日本選手権 5000メートル 優勝(15分11秒97)
2008年 北京五輪 5000メートル 予選敗退(15分15秒87)

長距離 中村友梨香

写真:中村友梨香

 6月の日本選手権5000メートルで初優勝を果たし、世界陸上長距離代表に選出された。北京五輪では日本選手でただ1人完走したが、28キロ手前でメダル争いから脱落、2時間30分19秒で13位に終わった。以後、スピード強化のためマラソン出場を封印。トラック競技を中心に力をつけてきた。4月の兵庫リレーカーニバル1万メートルでは32分13秒89で日本人トップの2位に入った。7月5日の札幌国際ハーフマラソンでは、世界陸上マラソン代表に出場する渋井陽子、加納由理らと走り、1時間9分20秒の自己ベストタイムをたたき出し初優勝した。7月11日のホクレン中長距離チャレンジ第4戦の女子3000メートルでも9分11秒32で3位に入っている。

中村友梨香(なかむら・ゆりか) 1986年(昭61)4月1日京都府福知山市生まれ。大社中1年で陸上を始め、県西宮高から04年に天満屋に入社。08年3月の名古屋国際を初マラソンで制して北京五輪代表に。同五輪では13位だった。料理が好きで、料理本を買ってケーキを手作りすることも。座右の銘は「失敗は成功のもと。」166センチ、48キロ。

自己ベスト 2007年12月 兵庫実業団記録会 5000メートル 15分21秒92
2008年4月 兵庫リレーカーニバル 1万メートル 31分31秒95 3位
2009年6月 札幌国際ハーフ ハーフマラソン 1時間9分20秒 優勝
2008年3月 名古屋国際女子 マラソン 2時間25分51秒 優勝
主な戦績 2008年 中国実業団選手権 3000メートル 優勝(9分14秒28)
2008年 兵庫リレーカーニバル 1000メートル 3位
2008年 名古屋国際女子マラソン 優勝(2時間25分51秒)
2009年 日本陸上選手権 女子5000メートル 優勝
2009年 札幌国際ハーフマラソン 優勝(1時間9分20秒)






日刊スポーツの購読申し込みはこちら



  1. ニッカンスポーツ・コムホーム
  2. スポーツ
  3. 世界陸上2009

データ提供

日本プロ野球(NPB):
日刊編集センター(編集著作)/NPB BIS(公式記録)
国内サッカー:
(株)日刊編集センター
欧州サッカー:
(株)日刊編集センター/InfostradaSports
MLB:
(株)日刊編集センター/(株)共同通信/STATS LLC

ここからフッターナビゲーションです