ロッテルダム・マラソンは12日、オランダのロッテルダムで行われ、女子は24歳の加藤麻美(パナソニック)が2時間26分30秒の自己最高記録で初優勝した。昨年7月のゴールドコーストに続くマラソン制覇で、ロッテルダムで日本女子が勝つのは2007年の大南博美以来4人目。男子は2時間6分47秒でアベラ・クマ(エチオピア)が制した。

 快晴の好条件下、加藤はスタートから先頭集団で安定したペースを刻み、15キロ手前から一騎打ちとなったマルタ・ティガベア(エチオピア)を25キロすぎに突き放した。

 加藤麻美の話 海外のレースで勝負できたのは自信になる。2時間25分台に届かなかったのは残念だけど、目標の自己ベストが出せて良かった。マラソンの走り方が少しずつ分かってきた。