川内優輝(29=埼玉県庁)が2時間9分11秒で3位に入り、園田隼(27=黒崎播磨)が4位で日本人2位となった。


 優勝はイエマネ・ツェガエ(31=エチオピア)。パトリック・マカウ(31=ケニア)は2位で3連覇はならなかった。


 来年8月にロンドンで開催予定の世界選手権の代表選考も兼ねた大会。派遣設定記録2時間7分を切って日本人1位となれば内定となる。


◆成績◆

(1)ツェガエ 2時間8分48秒

(2)マカウ 2時間8分57秒

(3)川内優輝 2時間9分11秒

(4)園田隼 2時間10分40秒

(5)メセル 2時間10分48秒

(6)ゾスト 2時間10分53秒

(7)クールセット 2時間10分55秒

(8)バラノフスキー 2時間11分39秒

(9)アスメロン 2時間11分57秒

(10)前田和浩 2時間12分19秒


※記録は速報値


【ゴール】 ツェガエが独走で優勝。2位マカウ、3位川内。ツェガエの優勝タイムは2時間8分48秒。川内は2時間9分11秒。園田が最後に順位を上げて4位でゴールした

時計の前で笑顔を見せる3位の川内優輝(撮影・梅根麻紀)
時計の前で笑顔を見せる3位の川内優輝(撮影・梅根麻紀)
3位でゴールした川内優輝は辛そうな表情(撮影・梅根麻紀)
3位でゴールした川内優輝は辛そうな表情(撮影・梅根麻紀)

【41・1キロ】 3位川内が給水し、気合を入れてゴールへ向かう


【40・2キロ】 ツェガエがスパート。マカウとの差を開く


【40キロ】 先頭集団のツェガエとマカウが2時間2分5秒で通過。3位川内は16秒遅れで通過。4位メセル。園田は5位で通過


【38・1キロ】 先頭集団のツェガエとマカウが並走


【37・8キロ】 単独3位の川内と先頭との差がやや開く


【37・3キロ】 先頭集団でツェガエが仕掛ける。マカウはやや遅れたがマイペースで追う


【37・1キロ】 川内が単独3位。歯を食いしばって必死に先頭を追っている


【36・4キロ】 先頭集団はマカウ、ツェガエ。川内、メセルが3位集団だが、川口がメセルを引き離しにかかる。先頭とは15秒差。園田が6位に浮上し、日本人2位となっている


【35・8キロ】 川内、メセルが3位のアベラをとらえる


【35キロ】 手前でアベラが遅れる。マカウ、ツェガエが先頭で1時間46分28秒で通過。4位集団の川内は15秒差で通過


【34キロ】 マカウ、ツェガエが先頭のアベラをとらえる。先頭集団は3人に


【33・4キロ】 マカウがペースアップ。ツェガエが追走。川内、メセルが遅れる


【32・2キロ】 2位集団は川内、マカウ、メセル、ツェガエの4人


【32・2キロ】 川内が仕掛け、2位集団のトップに立つ。ベケレ、クイラが遅れる


【31・6キロ】 折り返し地点。アベラが先頭で通過。川内ら6人の2位集団は18秒遅れで通過


【31キロ】 2位集団の先頭にマカウが立ちペースを上げる。川内は余裕を持った走りを見せている


【30キロ】 アベラが先頭で1時間31分3秒で通過。川内ら2位集団は17秒遅れで通過


【28キロ】 アベラが先頭。2位集団に川内、マカウ、メセル、ベケレ、ツェガエクイラの6人。8位集団に石田、園田、梶原ら


【26キロ】 アベラが単独で先頭。川内はメセル、ベケレ、ツェガエらの2位集団に吸収。山岸、前田は遅れた


【25・2キロ】 アベラがスパート。川内が必死に追う


【25キロ】 25キロ手前で川内がスパート。 川内が先頭で1時間16分7秒で通過。5キロラップタイムは15分7秒


【24キロ】 一気にペースが上がる。先頭集団は川内、ツェガエ、メセル、アベラ、アスメロン、ベケレの6人


【22・8キロ】 30キロまで引っ張る予定のペースメーカーがリタイア。ペースメーカーなしのレースとなった。ツェガエ、メセル、アスメロン、川内が先頭付近。ペースも上がったもよう


【22キロ】 優勝候補のクワインバイがリタイア


【中間点】 1時間4分24秒で通過。川内、前田は先頭集団


【20キロ】 1時間59秒で通過。5キロラップタイムは15分24秒。川内は先頭付近で通過。ベンジャミンが遅れ始めた。雨が強く降り始めた


【18キロ】 川内は先頭付近で快調に走っている。先頭集団は動きなく、ペースが少し上がったもよう


【15キロ】 45分35秒で通過。5キロラップタイムは15分26秒とややペースが落ちてきた。小雨が降りだしたもよう。先頭集団はマカウ、クワインバイ、ツェガエ、川内、高田、前田、ベケレ、山岸ら25人


【13キロ】 川内が再び先頭付近に上がる。すぐ後ろにはマカウ


【12キロ】 ペースメーカーのすぐ後ろまで上がっていた川内が、周囲を確認しながらやや後退。先頭集団の真ん中あたりに位置する


【11キロ】 川内がペースアップし給水を確実にゲット。ここまでは順調に走っている


【10キロ】 30分9秒で通過。5キロラップタイムは15分8秒。川内は先頭集団の先頭付近


【7・5キロ】 先頭集団はマカウ、クワインバイ、ツェガエ、川内、高田、前田、ベケレ、山岸ら二十数人。ハイペースでレースは展開している


【5・5キロ】 大塚も遅れ始める


【5キロ】 15分1秒で通過。マカウ、川内、前田、、高田、アスメロン、クイラら招待選手が先頭集団。足立は遅れ始めた


【1キロ】 ペースメーカーを先頭に3分のペースで通過。雨も上がり、薄日も差してきた。気温12・3度、くもり、湿度90%、風速4・7メートル


【スタート】 午後0時10分に号砲。まずは平和台陸上競技場を3周と350メートル走る


◆招待選手 タイムは自己最高

1  パトリック・マカウ(31=ケニア)2時間3分38秒

2  ジェームズ・クワインバイ(33=ケニア)2時間4分27秒

3  イエマネ・ツェガエ(31=エチオピア)2時間4分48秒

4  ヘンリク・ゾスト(34=ポーランド)2時間7分39秒

5  アマヌエル・メセル(25=エリトリア)2時間8分17秒

6  カットバート・ニャサンゴ(34=ジンバブエ)2時間9分52秒

8  リード・クールセット(37=カナダ)2時間10分28秒

21 川内優輝(29=埼玉県庁)2時間8分14秒

22 ガンドゥ・ベンジャミン(25=モンテローザ)2時間9分18秒

23 メクラ・アベラ(22=黒崎播磨)2時間9分27秒

24 ヤレド・アスメロン(36=SEISA)2時間7分27秒

25 足立知弥(30=旭化成)2時間9分59秒

26 高田千春(35=JR東日本)2時間10分3秒

27 大塚良軌(29=愛知製鋼)2時間11分40秒

28 前田和浩(35=九電工)2時間8分00秒

29 ポール・クイラ(26=コニカミノルタ)59分47秒(ハーフ)