世界ランク3位の張本美和(18=木下グループ)が、WTTチャンピオンズで3大会連続3度目の優勝を果たした。

同12位の陳熠(中国)に4-3(11-7、11-7、9-11、8-11、11-13、11-9、12-10)でフルゲームの末に勝利。3月の重慶、8月の横浜に続いて頂点に立った。試合後は涙を浮かべた。

場内インタビューでは「2対0から2対3になって、第6ゲームもずっとリードされている状況だったので『今日は無理か』と思ったけれど、最後までコートに立って、1球ずつ試合をできたのが良かったです」と安堵(あんど)の表情。「3回連続で優勝できると思っていなかった。今年は1回優勝できただけで満足だと思っていたので、3回も優勝できて自分自身に誇りに思う。決勝の試合をやったばかりなので、この試合が一番印象に残っています」とかみしめた。

準決勝の陳幸同に続いて、中国勢を連破した。世界1位の孫穎莎、2位の王曼昱らが不在の中、第1シードの貫禄を示した。

張本は24年パリオリンピック(五輪)で団体銀メダルを獲得。今年5月の世界選手権団体戦決勝では、王曼昱を撃破した。世界ランクで日本勢最上位につけ、今月19日開幕のアジア大会、28年ロサンゼルス五輪での活躍に期待がかかっている。

チャンピオンズはWTTシリーズの中で、最高峰のグランドスマッシュ、年間王者を決めるファイナルズに次いで3番目に高い格付けに位置づけられている。