箱根駅伝3連覇を達成した青学大の小野田勇次(2年)が、日刊スポーツとイオンリテールがコラボして共同開発したジュニアアスリート向けのお弁当「アスリートめし」の第3弾「明太高菜のり唐揚弁当」(398円=税別)を試食した。

 大会前は好物の肉を控えていたため、最初に鶏の唐揚げを口にした。「やっぱり唐揚げはおいしい。このおかずだったら、ご飯が何杯でも食べられる」。満面の笑みで箸を進めた。

 ストレスにならないように好きなものを好きな時に食べるのが小野田流。ポテトチップスとコカ・コーラも大好きだが、大会1カ月前になるとお菓子を止めて、炭水化物やタンパク質中心の生活に変える。毎日20~40キロ走り、練習後には体重が約2キロ減る。太りにくい体質のため、ガッツリ食べることを意識する。体重測定を10日に1回行い、体の状態を確認しているという。

 箱根駅伝では2大会連続6区で今大会も区間2位だった。将来の“山下りの神”としても期待されており「今年は総合力で優勝できたけど自分のレースは満足していない。来年は最低でも区間賞」。大会後には部員とすし屋で祝勝会をした。マグロ好きだったが、最近サーモン好きになった。「食事の好みも変化してきて、少し大人になったのかな。来年、またすし屋で4連覇の祝勝会を出来るようにしっかりと準備したいです」と気合を入れた。

◆小野田勇次(おのだ・ゆうじ) 1996年(平8)9月3日、愛知県生まれ。中1から陸上を始める。豊川高(愛知)3年の全国高校駅伝では4区16位。青学大進学後に記録が伸びて、16年と17年箱根駅伝では6区で2年連続区間2位。5000メートルも得意で自己ベストは13分46秒。趣味はボウリング(最高スコア206)。171センチ、51キロ。血液型A。