日本陸連は16日、都内で会見し、今夏のジャカルタ・アジア大会のマラソン代表を発表した。男子は東京で日本歴代4位の好記録を出した井上大仁と園田隼、女子は野上恵子と田中華絵。

 東京オリンピック(五輪)以上の猛暑が想定される中での戦いとなるが、井上は「どんな条件下でも、世界と勝負できるようにしたい。そろそろ笑顔でゴールできるレースを作りたい」と話した。水分補給や直射日光対策のほか、昨年の夏はエアコンの使用を抑え、暑さに耐えられる体を作ってきた。補欠は男子が上門大祐、大塚祥平、女子が小原怜、加藤岬が選ばれた。