公務員からプロランナーとなった男子マラソンの川内優輝(32=あいおいニッセイ同和損保)が大手スポーツメーカーのアシックス社とアドバイザリースタッフ契約を結び、2日、都内であった会見に出席した。

新元号が「令和」となったことについて水を向けられた。「偶然、元号が変わる年に競技スタイルが変わる。もし1年早く辞めていたら、そういう風にならなかった。平成から令和になる。いろんな人が新しい時代に頑張っていこうとか、ワクワクしている部分があると思う。私も市民ランナースタイルでできなかったこと打ち破って、プロランナーとなる。プロランナーとして元号が変わるような大きな変化ができるように精進したい」と話した。

公務員時代は1日2時間程度しか練習できなかったが、プロは「4時間でも5時間でもできる」。今までできなかった練習をした上での治療もできるという。元号が変わるような大きな変化-。まだまだ大きな成長を自分に期待している。