1区(21・3キロ)は大混戦となったが、法大の鎌田航生(3年)が1時間3分0秒のトップでタスキを2区へ託した。法大は21年ぶりに1区で首位に立った。

最初の1キロは3分33秒というジョギングのような超スローペース。1キロ手前で、東海大の主将塩沢稀夕(4年)が集団を飛び出してペースアップした。そこに青学大吉田圭太(4年)らがついてレースはいったん動きだしたが、その後もペースは上がらない。全21チームが横に広がる集団走が続き、10キロの通過タイムは30分40秒という遅さだった。

11キロ過ぎから国学院大の藤木宏太(3年)が先頭に立ち、ペースを上げた。注目の1年生、順大の三浦龍司は落ち着いた様子で走った。

六郷橋を渡る18キロすぎから法大の鎌田が先頭に立つ。東海大の塩沢、早大の井川龍人(2年)、青学大の吉田圭太(4年)らが追う。そのまま鎌田が20キロすぎで抜け出した。

1位の法大を追い、東海大、創価大、神奈川大、早大、青学大が続いた。