プーマジャパンは29日、最新フォームテクノロジー「NITRO FOAM(ニトロ フォーム)」と、カーボンプレート「INNO PLATE」を搭載した初の厚底ランニングシューズ「DEVIATE NITRO(ディヴィエイト ニトロ)」に関するオンライン商品発表会を行った。

プーマランニングが2021年を「リスタート」と位置付け、厚底シューズ市場に本格参戦。「誰でも履けるみんなの厚底」をコンセプトに、初心者からトップランナーまで幅広く着用できる。長時間のランニング効率を向上させるよう設計され「プーマ史上最高のパフォーマンスを叶える」と言い切る。「NITRO FOAM」には以下のような特徴3点がある。

<1>高反発 エネルギーリターン80%、50万回の着地でも高反発を維持

<2>超ソフト

最大40%の衝撃吸収

<3>超軽量

マイナス46%軽量(同社EVA対比)

この「NITRO FOAM」をフルレングスで、ふんだんに使用。アウトソールラバー「PUMA GRIP」と組み合わせることで、どこから着地しても、どんなスピードでも高反発を発揮してランナーのタイプを選ばない、誰もが履ける厚底シューズとなっている。

各種プロモーションに起用されたのは、陸上男子100メートル日本記録保持者のサニブラウン・ハキーム。「想像してたのと違う、新しいシューズ。いろんな人に履いてもらえるフレンドリーな靴なのかな。びったり足にフィットして、硬いけど柔らかい。誰にでもオススメできるようなシューズだと思います。今日からランニング始めました、という方でも履いていただけると思います。今すぐにでも外に行って走りたいくらいです」と紹介した。

日本陸連の瀬古利彦マラソン強化プロジェクトリーダーも動画で登場。「顔がいいね。今までのプーマのシューズと、ちょっと違うなと思いました。自然と足が前にいく。柔らかいけど沈み込まなくて反発性がある。長く走っても、たぶん疲れない。私も10キロくらい走りましたが、同じ距離でも楽に走れました。前傾を保って前に前に足が進んでいくイメージ。プーマさんの最高傑作」とPRした。

2月18日発売、税込み1万9800円。