元日本選手権女王の北村夢(25=エディオン)が、有言実行の「3冠」に自信を得た。

5月の静岡国際、6月1日の木南道孝記念に続く優勝。2組1着の2分4秒40で全体1位となり「この3大会は絶対に優勝する気持ちで臨んでいました。(木南から中4日で)疲労的にちょっときつい中での試合でしたが、短いスパンで4秒台は自信になったかなと思います」と振り返った。

17、18年と日本選手権で2連覇。他をけん引する存在だったが、20年夏に右太ももを肉離れするなど苦しんだ。復活を目指す今季。24日開幕の日本選手権(大阪・ヤンマースタジアム長居)に向け「今回の3大会は勝ちにこだわった。今度は記録にこだわっていきたいです」と言い切った。自己記録2分0秒92、その先の五輪参加標準記録(1分59秒50)へと挑んでいく。