東京国際大が大会史上初の初出場初優勝を達成した。2時間12分10秒だった。

新型コロナウイルスの感染拡大により2年ぶりの開催となった大会は気温30度を超える酷暑の中でのレースとなった。

1区の山谷昌也(3年)が先頭から5秒差の3位で2区の佐藤榛紀(1年)へ。そのまま3位でたすきを受け取った3区丹所健(3年)が、力強い走りでトップに浮上した。

4位白井勇佑(1年)、5区宗像聖(3年)と先頭をキープし、最終6区のヴィンセント・イェゴン(3年)が力強くフィニッシュした。

今年の1月の箱根駅伝で大会MVPに輝いたアンカーのヴィンセントによる逆転劇を描いていたと思われる中で、中盤で早くもトップに立ち、そのまま押し切っての快挙だった。2位は青学大、3位は東洋大、4位は国学院大が入った。

東京国際大は19年に初出場の全日本大学駅伝で4位。昨季は全日本、箱根とも10位だった。