名城大が史上2校目の5連覇を成し遂げた。杜(もり)の都・仙台を快走。1区から順調なスタートを切った。2区の高松智美ムセンビ(4年=大阪薫英女学院)が自身が持つ区間記録(12分20秒)を更新する12分01秒の快走でしっかりリードを広げた。その後も着実にたすきをつないで、2時間2分59秒で、女王の座を守った。

米田勝朗監督は「学生たちは、去年の自分たちを超えるという目標でやってきました。1区からイメージしていた通りの走りをしてくれたと思います」。

1区で区間賞の山本有真(3年)は「今日で6連覇に向けて1歩進めたので、来年、最上級生で今年よりいい結果が出せるように」。アンカーの増渕祐香(2年)は「最後は、みんなの笑顔のもとに走りきるという気持ちで頑張りました。大役を任せてもらえて、うれしくて最高です」などと、喜びを語った。

名城大は6度目の優勝。これで、2011年(平23)~15年に5連覇を成し遂げた立命大に並ぶ史上2校目の偉業を成し遂げた。