世羅(広島)が2年連続Vで、歴代最多を更新する11回目の優勝を飾った。

1区(10キロ)の森下翔太(3年)が競り合いながら区間賞を獲得。2区(3キロ)の中村海斗(2年)は区間12位もトップを守り、3区(8・1075キロ)のコスマス・ムワンギ(3年)が差を広げた。

4区(8・0875キロ)で洛南らと競り合う形になったが、終盤に吉川響(3年)が再逆転した。

【全国高校駅伝・男子】世羅が2年連続11度目V/ライブ詳細

その後は後続との差を広げる強さを見せた。就任2年目の新宅昭二監督(50)は「2位じゃダメなんで。優勝できてよかったです。選手たちが踏ん張ってくれた。大会記録、先輩たちを超えたいという気持ちを持ち続けた結果」と安堵(あんど)の表情を浮かべていた。

▽男子 (1)世羅(広島)2時間1分21秒(2)洛南(京都)2時間1分59秒(3)仙台育英(宮城)2時間2分59秒(36)浜松日体(静岡)2時間8分57秒