往路優勝を果たした青学大は、7区(21・3キロ)でも盤石の走りとなった。起用された岸本大紀(3年)は、6区を終わって2位と3分18秒だった差を、4分51秒差にまで広げた。

岸本は1時間2分39秒で区間賞を獲得。今大会、青学大に、初めての区間賞をもたらした。

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2位争いは、6区を終わって2位だった駒大を、3位だった順大が10キロ過ぎで抜き去った。しかし、抜かれた駒大・白鳥哲汰(2年)が、順大・西沢侑真(3年)を19キロ手前で抜き返し、再び駒大が2位に返り咲いた。

6位だった国学院大は、期待の主将の木付淋(4年)がブレーキに。4つ落として10位で8区にリレーした。

10位以内のシード権争いもし烈だ。二宮の地点で法大、東洋大が10位で並走。両校は15キロ以上並走したが、20キロ手前で東洋大が法大を引き離し、9位に浮上。法大は10位の国学院大から12秒遅れの11位となった。