女子100メートル障害準決勝は、4月の北陸実業団選手権で自身の持つタイムを0秒01更新する12秒86の日本記録を樹立した青木益未(七十七銀行)が、13秒03(向かい風0・1メートル)で1組1着となり、全体でも1位のタイムで決勝に進出した。

前日9日の女子100メートル予選で11秒54の自己ベストを記録。準決勝では11秒51とさらに記録を更新して決勝進出を果たした。専門とするこの日の100メートル障害は、予選で12秒94(追い風0・3メートル)と1人だけ12秒台の別格の快走を見せた。 4月の日本記録樹立後は左足首の痛みに苦しんだが、その影響は感じさせなかった。

世界選手権の参加標準記録は12秒84。自身の持つ日本記録は0秒02及ばない。11日の決勝で日本新記録と参加標準記録突破を目指す。