関東学生陸上競技連盟は30日、主催する1月の箱根駅伝について、23年秋に開催する第100回大会の予選会の参加資格を「日本学生陸上競技連合男子登録者」に広げることを発表した。従来は「関東学生陸上競技連盟男子登録者」が対象で、全国の大学から参加可能となった。

同日に同連盟の最高議決機関である代表委員総会にて、第100回大会の開催方法が決定した。予選会で敗退した大学の選手で構成される関東学生連合チームは、編成されないことも決まった。

選考方法について関東学生連盟は「各校上位10名の合計タイムによる選考は変更しない」「公益社団法人日本学生陸上競技連合男子登録者で、本予選会並びに箱根駅伝本大会出場回数が通算4回未満である者に限る」と説明した。

 

◆箱根駅伝予選会 例年10月に開催。東京・立川市の陸上自衛隊立川駐屯地スタート。立川市街地を走り、国営昭和記念公園ゴールのハーフマラソン(21・0975キロ)。各校14人までのエントリー選手のうち、10~12人が出場する。チーム上位10人の所要合計タイムの少ない10校が本戦出場権を獲得できる。今年までの出場資格は関東学生陸上競技連盟の男子登録者で、予選会ならびに大会の出場回数が通算4回未満。エントリー選手全員が1万メートルで34分0秒以内となるトラックでの公認記録を持っていることが条件。