男子マラソンで2時間4分56秒の日本記録を持つ鈴木健吾(富士通)が28日、自身のインスタグラムで、10月2日のロンドン・マラソンを欠場すると発表した。「準備が間に合わなかった」という。

7月の世界選手権(米オレゴン州)では上位入賞が期待されていたが、直前に新型コロナウイルスの検査で妻の一山真緒とそろっての陽性となり、欠場した。

鈴木は「世界選手権に出場できず目標を見失っていたが、ロンドン・マラソンにエントリーさせてもらったことで気持ちを奮い立たせてもらっていた。今回は叶いませんが、いつか必ずチャレンジする。大会事務局、AR、サポート並びに応援してくださる皆さんに感謝します」とつづった。