午前8時5分にスタートしたレースは、2区(11・1キロ)に入った。2区は駒大のスーパールーキー・佐藤圭汰(1年)や順天堂大の三浦龍司(3年)らがそろう。

テレビ朝日系の生中継番組で解説を務める瀬古利彦氏(66)は「三浦くんと佐藤くんの争いが見れますね。手に汗握る感じです」と期待を寄せた。一方、5キロ過ぎで3号車付近まで順位を落とした青山学院大の白石光星(2年)については「初めてですからね。不安があるなという感じがしますね」とコメントした。

1万メートルの日本記録(27分18秒75)を持つ東京五輪代表の相沢晃(25=旭化成)は「三浦選手はおそらくラストでスパートで前に追いつきたいはず。その他の選手は積極的に前を追いかけてほしい」と分析した。