各校のエースがそろった2区(11・1キロ)で初出場の創価大の葛西潤(4年=大阪・関西創価)が、区間新記録の快走でトップに立った。31分12秒だった。

3連覇を目指す駒大のスーパールーキー、佐藤圭汰(1年=京都・洛南)との熱い並走が続いたが、中継所直前で葛西がラストスパートし、駒大・佐藤をわずかにかわした。

伊藤達彦(東京国際大)の記録を5秒更新した葛西は「タイムを狙って走った中で、目標通り走れました。自分としてはうれしいです」。スーパールーキーの佐藤に競り勝ち「苦しみながらも勝ち切れたので良かったです」と話した。

葛西は、東京オリンピック(五輪)3000メートル障害7位入賞の順天堂大の三浦龍司(3年=京都・洛南)も抑えた。三浦は区間3位。佐藤は区間新記録の2位だった。