3区途中から首位を走る駒大が、独走態勢で7区(17・6キロ)に入った。順大が2位、国学院大が3位でタスキをつないだ。

7区はエースが集う。監督バスに乗車したスポーツジャーナリスト増田明美さん(58)は、各監督に7区の展望をインタビュー。

田沢廉(4年)を配置した駒大・大八木弘明監督は「田沢は強いので、区間記録(50分21秒)を狙ってほしい」。その大八木監督を師と仰ぎ、平林清澄(2年)を据えた国学院大・前田康弘監督は「どんどん挑んでほしい。アンカーが伊地知賢造(3年)なので、平林がいい走りをしたら、うちは勝てるかもしれない」と期待を寄せた。

3区から徐々に立て直し、4位で7区に入った青山学院大は近藤幸太郎(4年)が走る。原晋監督は「田沢選手と真剣勝負をして区間賞を狙ってほしい」と発破をかけた。

7区にはその他、1万メートルで27分35秒29のベストタイムを持つ創価大のフィリップ・ムルワ(4年)や、順大の伊豫田達弥(4年)ら、実力者がそろっている。