第99回東京箱根間往復大学駅伝競走(来年1月2、3日)に出場する東京国際大が11日、埼玉・坂戸キャンパスで練習を公開した。その後、オンラインで取材に応じた日本人エース丹所健(4年)は「インタビューでブラボーって言いたいです」と、サッカー日本代表長友佑都の決めゼリフを引き合いに健闘を誓った。さらに「チームの雰囲気、走力も上がってきている。総合3位以内を狙っている」と目標を掲げた。

昨年は3区を走り、区間賞を獲得。今年はエース区間の“花の2区”を希望している。「2区は生まれ育った場所。1度は走りたかった区間。2区を走っていい形で終わりたいとは思っている」と話した。大志田秀次監督も「これからの出来次第」と前置きした上で「調子が崩れなければ」と2区有力を示唆した。

今季の学生3大駅伝の出雲、全日本を右ふくらはぎの故障でいずれも回避したエースの1人、ヴィンセント・イエゴン(4年)は「調子は悪くない」と回復をアピールした。