大阪マラソン(26日、大阪府庁前~大阪城公園前の42・195キロ)に合わせて、23日、大阪市内で世界総会が開催され、同大会アンバサダーを務める京都大学iPS細胞研究所の山中伸弥名誉所長(60)が講演を行った。

世界のマラソン大会に参加し、大阪マラソンも11年、13年、15~19年と7回走ってきた。フルマラソンの自己最高は3時間22分6秒。

12年ノーベル生理学・医学賞を受賞した山中氏は、マラソンの魅力について「仲間ができるし、研究と同様に努力は裏切らない。続けていけばタイムが縮まる」と話し「今は月に300キロくらい走っている」と明かした。

また、科学やテクノロジーが競技に与える影響についても説明した。

同総会は、AIMS(国際マラソン・ディスタンスレース協会)に加盟する会員が集まり、情報や知識の交換・共有を行うイベント。日本では、83年の東京以来2回目の開催で、25日まで3日間行われる。