今秋の全日本大学駅伝(11月5日、愛知・熱田神宮~三重・伊勢神宮)の関東学連予選会が行われ、城西大が3時間57分35秒40で優勝した。2位以降は上位から順に大東大、東海大、東京国際大、東農大、帝京大、国士舘大。

城西大を含めた上位7チームが本戦への出場権を手にした。

城西大は1組で林晃耀(3年)が1位通過し、チームを勢いづけると、3組でも野村颯斗主将(4年)がトップ通過。肉離れの影響で3~4月は走ることができず、同予選会が今季初戦だったが、ブランクを感じさせない力走を見せた。4組でも山本唯翔(4年)が8位、ヴィクター・キムタイ(2年)が12位に入り、差を広げた。

3年ぶりの本戦出場を決めた城西大・櫛部静二監督は「1位で通過できてうれしい」と、40秒差で出場を逃した昨年からの成長をかみしめた。今年1月の箱根駅伝で総合9位に入り、今季のトラックシーズンも好調が続いている。「各学年が主体性を持ってやるということで、テーマを決めて今はやっている。引き続き、夏合宿でもやれたら」とさらなる成長を求めた。