来年1月2、3日の第100回東京箱根間往復大学駅伝(箱根駅伝)で関東学生連合チームが編成されないことを受け、一部の学生や関係者の間では、関東学生陸上競技連盟(関東学連)の発表までの過程について疑問の声が上がっている。

日刊スポーツが2日に報じた件について、青山学院大の原晋監督(56)は同連盟の体質に疑問を呈した。X(旧ツイッター)を更新し「学生会議もそうなんだ?! 箱根駅伝監督会議開催も年4回のみ。それも決定事項報告の場。10年近く正式な場で監督会議を月一開催し様々な課題に対し議論する場が必要と提案しても未だ見直しされない。皆さんどう思われますかこの対応この体質!?」と投稿した。 原監督は2008年の箱根駅伝で、関東学生連合チームを率いて、史上最高4位に導いている。

関東学生連合チーム編成の可否を巡る議論の場を設けるため、学生らはプロジェクトチームを立ち上げ、臨時の代表委員総会(臨時総会)開催に向け、署名を集めるなど奔走している。

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