城西大男子駅伝部は25日、チームの公式SNSを通じ、10月9日の出雲駅伝(出雲大社正面鳥居前~出雲ドーム前)のエントリー選手10人を発表した。

8位となった18年以来、5年ぶりの出場となる。今年1月の箱根駅伝5区で区間新記録を樹立し、今夏のワールドユニバーシティゲームズ銅メダルの山本唯翔(4年)がエントリー。初の出雲路に挑む“山の妖精”に躍動の期待が懸かる。

同じく4年生からは野村颯斗主将、山中秀真も名を連ねた。大学初の留学生のヴィクター・キムタイ(2年)もエントリー入りした。

城西大は1月の箱根駅伝で9位に入り、5年ぶりにシード権を獲得。新チームは春のトラックシーズンで結果を収め、6月の全日本大学駅伝関東予選会では東海大や大東文化大を抑え、トップ通過を果たした。

例年10月に開催される出雲駅伝は全6区間(45・1キロ)で争われる。10月8日の区間エントリーで正選手6人、補員2人が登録され、大会当日の午前9時20分までがメンバーの変更期限。今大会には昨季3冠の駒澤大、前回2位の国学院大、同3位の中央大などが出場する。

◆エントリーメンバー

野村颯斗(4年)、山中秀真(4年)、山本唯翔(4年)、久保出雄太(3年)、林晃耀(3年)、平林樹(3年)、斎藤将也(2年)、桜井優我(2年)、鈴木健真(2年)、ヴィクター・キムタイ(2年)