第100回箱根駅伝(来年1月2、3日)の予選会が14日、東京・立川市で開催される。

本来は関東の大学にのみ参加資格が与えられる大会だが、今回は記念大会として出場資格が全国に拡大。関西からは、立命館大、大阪経済大、京産大、放送大関西の4校がエントリーして、強豪がひしめく大舞台に挑む。

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京産大は出場57校中「15~20位」を目標に挑む。6月の全日本関西地区予選会で本戦出場を逃し、新たな目標として箱根挑戦を設定。9月の全日本インカレ1万メートルで29分37秒65を記録し日本人4位となったエース中村光稀は「関東の選手と戦いたい」。高校時代「本当は関東に行って、箱根だったり、レベルの高い選手と走って強くなりたかった」。3年生エースは、今春の悔しさをぶつける。

◆箱根駅伝予選会 14日午前9時35分号砲。東京・陸上自衛隊立川駐屯地をスタート、国営昭和記念公園でゴールのハーフマラソン(21・0975キロ)で行う。各校14人までの登録選手のうち10~12人が走り、チーム上位10人の合計タイムで争う。記念大会の今年は本戦出場枠が10→13に拡大。出場資格が「関東学生連盟」から「日本学生連合」となり、全国に門戸が開かれた。史上最多57校、関東学連以外は11校が参加。