陸上のセイコー・ゴールデングランプリ(GGP)が、18日に東京・国立競技場で開催される。

最注目は女子やり投げで24年パリ五輪金メダルの北口榛花(27=JAL)。日本女子初の連覇がかかる9月の世界選手権東京大会へ弾みをつけるべく、同じ会場で今季初優勝を目指す。

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世界女王は己と向き合いながら、会心の一投を追い求める。今季2試合目となるセイコーGGPへ「負けたくない。北口榛花の投てきはこれだというのを、一度皆さんにお見せできたら」と言い切った。

結果を過度に意識せず、過程に重きを置く。今季初戦となった今月3日のダイヤモンドリーグ(DL)第2戦(中国)は60メートル88で4位。昨季以降では自己ワースト2位の記録にとどまり、自己ベストにも6メートル50及ばなかった。ただ「初歩的なところから見直したい」と冷静に現状把握に努めている。

特に目を向けるのが、初戦で不安定だった投てき動作の改善。「今回は1本もやりを真っすぐ投げられなかった」と省みた上で「投げる時に体がツッコんでしまい、体の回転が速くなっている。その分右手が体から遠くなって、やりが振り回されてしまっているのだと思う」と分析している。

19年から指導を受けるデービット・セケラク・コーチの助言もあり、歩きながら助走を始めるスタイルも取り入れながら安定感のある投げを模索中。「真っすぐ投げれば62、63メートルは投げられる」と前を向く。

セイコーGGPでは、パリ五輪銀メダルのデュプレッシ(南アフリカ)や現役唯一の70メートルスロワーのアンドレイチク(ポーランド)らと激突。強敵が集うが「相手が強いからどうなる、という種目でもない」と笑い飛ばす。

「自分がやるべきことをやらないと勝負にならない。やることをやるだけ」

自分自身から目を背けず、世界選手権連覇がかかるシーズンを歩む。【藤塚大輔】