日本歴代7位の記録を持つ細田あい(30=エディオン)が、涙のラストランを終えた。

2時間23分40秒で日本勢トップの10位。ゴール直前には笑みを浮かべる場面もあったが、レース後の囲み取材では涙をこらえられなかった。「ここに出てよかった。練習で苦しいこともあったが、これだけの人に応援してもらえて幸せだなと思った。マラソンで終われてよかった」とあふれる思いを吐露。「今日は力を出し切ってゴールしたいと思っていた。後半の40キロ地点では声をかけてくれる人が『ありがとう』と。それを聞いて出し切りたいと。陸上を通していろいろな人に巡り合うことができた」と感謝の思いを口にした。

長野・茅野市生まれの細田は、長野東、日体大、ダイハツを経て、エディオン移籍後のパリ五輪代表選考会で3位となり、補欠に選出された。28年ロサンゼルス五輪代表選考会の出場権も獲得しているが、今大会を最後に現役を退くことを公言していた。

 

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