1月の箱根駅伝最終10区で区間新記録を樹立した駒大出身の佐藤圭汰(22)が4日までに、自身のインスタグラムのプロフィル欄を更新。スポーツ用品メーカー大手のナイキが創設した「Swoosh TC」に所属することを公表した。3月に大学卒業し、米国に拠点を移す予定を明かしていた。

同日までにアップされた動画には滑り台を滑り終えた後の佐藤が、自身の名が刻まれた駒大の藤色をイメージしたナイキ製のスニーカーを手にするシーンが映っていた。さらに米国アリゾナ州の高地、フラッグスタッフで練習する様子もあった。最後には「#goodluck keita」と応援メッセージが添えられていた。

2022年度の大学駅伝3冠を知るランナーは、大学ラストイヤーとなった昨年5月のアジア選手権5000メートルで4位となったが、欠場した7月の日本選手権の前に2度目の恥骨の炎症が発覚。10月の出雲駅伝はエントリー外となり、チームも5位に沈んだ。

しかし、地道な調整を重ね、復帰戦となった11月の全日本大学駅伝では7区区間3位。2年ぶりの優勝にも貢献し、箱根の前哨戦となった伊勢路で結果を残した。

今年の箱根路は約1カ月前に左大腿(だいたい)骨の疲労骨折が判明したが、強行出場。22年に青学大の中倉啓敦がマークした1時間7分50秒を大幅に上回る1時間7分31秒を記録。前回復路7区に続く区間新となった。総合6位でフィニッシュした。

ナイキのホームページによると、「Swoosh TC」は昨年2月に同社が立ち上げたトップクラスの陸上長距離ランナー、コーチ、イノベーターを集めたチーム。米国ユタ州、オレゴン州、アリゾナ州の3拠点で展開し、業界最先端のトレーニングに取り組む。佐藤は今後、アリゾナ州フラッグスタッフを拠点に活動する見込み。