日本バスケットボール協会は21日、沖縄などで開催される男子ワールドカップ（W杯、25日開幕）の日本代表メンバー12人を正式発表し、NBAプレーヤーの渡辺雄太（28＝サンズ）らが名を連ねた。
- 日本対スロベニア 試合前、集合写真に納まる日本代表の選手たち（2023年8月19日撮影）
22－23年シーズンBリーグMVPの河村勇輝（22＝B1横浜ビー・コルセアーズ）や、主将の富樫勇樹（30＝B1千葉ジェッツ）らもメンバー入りした。
世界ランキング36位の日本は開幕日の25日にドイツ（同11位）と対戦。27日にフィンランド(同24位)、29日に東京五輪銅メダルのオーストラリア（同3位）と1次リーグを行う。
大黒柱の渡辺は15日の強化試合アンゴラ戦で右足首を捻挫し、ほぼぶっつけで本番に臨むことになる。
日本代表全12人は以下の通り。
「アカツキジャパン」バスケットボール男子日本代表メンバー
| 背番号 | 氏名 | 所属 | ポジション |
|---|---|---|---|
| 2 | 富樫勇樹 | 千葉J | PG |
| 5 | 河村勇輝 | 横浜BC | PG |
| 6 | 比江島慎 | 宇都宮 | SG |
| 18 | 馬場雄大 | 無所属 | SG |
| 19 | 西田優大 | 三河 | SG |
| 30 | 富永啓生 | ネブラスカ大 | SG |
| 12 | 渡辺雄太 | サンズ | SF |
| 31 | 原修太 | 千葉J | SF |
| 91 | 吉井裕鷹 | A東京 | SF |
| 75 | 井上宗一郎 | 越谷 | PF |
| 24 | ホーキンソン・ジョシュ | SR渋谷 | C／PF |
| 99 | 川真田紘也 | 滋賀 | C |
※PG＝ポイントガード、SG＝シューティング・ガード、SF＝スモールフォワード、PF＝パワーフォワード、C＝センター
ひと言紹介
全選手フォトギャラリー
PG（ポイントガード
富樫勇樹（とがし・ゆうき）1993年（平5）7月30日生まれ、新潟県出身。モントロス・クリスチャン高。千葉ジェッツ所属。167センチ、65キロ／選手詳細
- 23年8月19日、日本対スロベニア 第1Q、鋭いパスを出す日本の富樫勇樹
河村勇輝（かわむら・ゆうき）2001年（平13）5月2日生まれ、山口県出身。東海大。横浜ビー・コルセアーズ所属。172センチ、68キロ／選手詳細
- 日本対ニュージーランド 第1Q、ドリブルで攻め込む河村（右）（撮影・江口和貴）
SG（シューティング・ガード）
比江島慎（ひえじま・まこと）1990年（平2）8月11日生まれ、福岡県出身。青山学院大。宇都宮ブレックス所属。191センチ、88キロ／選手詳細
- 日本対フランス 第2Q、シュートが外れて手を見つめる比江島（撮影・松本俊）
馬場雄大（ばば・ゆうだい）1995年（平7）11月7日生まれ、富山県出身。筑波大。所属なし。195センチ、90キロ／選手詳細
- 日本対フランス 第2Q、ダンクを決める馬場（撮影・松本俊）
西田優大（にしだ・ゆうだい）1999年（平11）3月13日生まれ、徳島県出身。東海大。シーホース三河所属。190センチ、90キロ／選手詳細
- 日本対アンゴラ 試合後、ファンに手を振る富永（右）と西田（撮影・滝沢徹郎）
富永啓生（とみなが・けいせい）2001年（平13）2月1日生まれ、愛知県出身。レンジャー大。ネブラスカ大所属。188センチ、80キロ／選手詳細
- 日本対ニュージーランド 第1Q、シュートを放つ富永（中央）（撮影・江口和貴）
SF（スモールフォワード）
原修太（はら・しゅうた）1993年（平5）12月17日、千葉県出身。国士舘大。千葉ジェッツ所属。187センチ、96キロ／選手詳細
- 日本対フランス 第2Q、ファウルを受けて転倒する原（手前）（撮影・松本俊）
吉井裕鷹（よしい・ひろたか）1998年（平10）6月4日生まれ、大阪府出身。大阪学院大。アルバルク東京所属。196センチ、94キロ／選手詳細
- 日本対台湾 第1Q、ゴールを狙う吉井（撮影・鈴木みどり）
PF（パワーフォワード）
井上宗一郎（いのうえ・そういちろう）1999年（平11）5月7日生まれ、東京都出身。筑波大。越谷アルファーズ所属。201センチ、105キロ／選手詳細
- 日本対ニュージーランド ニュージーランドに敗れ、厳しい表情の井上（中央）（撮影・江口和貴）
C（センター）
ホーキンソン・ジョシュ 1995年6月23日生まれ、米国出身。ワシントン州立大。サンロッカーズ渋谷所属。208センチ、106キロ／選手詳細
- 日本対フランス 第2Q、ダンクを決めるホーキンソン（撮影・松本俊）
川真田紘也（かわまた・こうや）1998年（平10）6月16日生まれ、徳島県出身。天理大。滋賀レイクス所属。204センチ、110キロ／選手詳細
- 日本対スロベニア 第1Q、リバウンドをとる川真田紘也（中央）（撮影・垰建太）
◆24年パリ五輪への道 W杯でアジア勢最上位になれば、パリ五輪切符獲得となる。一方で、上位16位以内かアジア勢2位に入らなければ、その後の五輪最終予選に出場できず、パリへの道が断たれる。1次リーグの上位2チームが2次Lに進み、下位2チームは順位決定戦に回る。
