欧州勢同士による頂上決戦は、ドイツ(世界ランキング11位)がセルビア(同6位)を破って初優勝を飾った。

前半を47-47の同点で折り返すと、第3クオーター途中にリードを広げて優位に運んだ。最終クオーター終盤に追い上げられたが、反撃を振り切った。

司令塔のデニス・シュレーダー(ラプターズ)が両チーム最多28得点でけん引した。

今大会のドイツは1次リーグで日本と対戦するなど、2次リーグまで沖縄会場で戦った。準決勝では優勝候補の米国を破るなど、今大会唯一無敗で決勝に勝ち進んでいた。これまでは02年大会の銅メダルが最高だった。

セルビアはユーゴスラビア時代に前身の世界選手権を5度優勝しているが、現在の国名では14年大会に続いて2度目の銀メダルとなった。