どーもです。本間ゴルフのニューモデル「TW747」シリーズを試打できました。今日紹介するUTですが、このUTも先代「TW737」UTを試打していませんでしたわ~!! そんなわけで先代との比較はできませんので、ご了承ください。昨日のFWはぶっ飛びでしたが、このUTもぶっ飛びですぜぇ~! というわけで、レポしてみましょう。


まずは見た目から。


ソールの形は、最近増えたトップ側にボリュームがある感じです。

フェースは、これもセミディープですかね。昨日紹介したFWと同じような大きさでした。でも、形は別モノですね。まぁ、当然ですけど・・・w

ボディも、セミディープかな。ミドルバックで、ややボリュームのあるイメージでした。

後ろ姿です。

構えてみると、こんな感じ。結構安心感のある形状ですよね! 思った以上にクラウンの投影面積が大きく、安心感のある見た目でした。

今回試打したのはオリジナルカーボンシャフト「VIZRAD for tw747 50」for UTILITY装着モデルのU22。スペックは、ロフト角22度、ライ角58度、長さ39.5インチ、総重量359g、バランスD1.5。ヘッド体積124cm3。シャフトスペックは、重量61.0g、トルク4.2、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用2ピースボール使用です。


まず持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップも気持ち細めだったかな。感覚的には、FWとほぼ一緒です。シャフトを手しならせてみると、これもFWと同じようなイメージで、かなりしなるイメージでした。でも、若干手元にしっかり感があったように感じました。素振りしてみると、これもクセのないしなり感で、振りやすかったです。


実際に打ってみると、はい、これまたビックリ!! 1球目は気持ち芯を外しているような感じでしたが、それでもかなりいい感じの弾道で、スカイトラックでデータ確認すると、なんと200yオーバー。ロフト角22度で200yオーバーは、ボク的には驚異的! 同じイメージで打った2球目も気持ち芯を外した感じだったにも関わらず、207yをマーク。3球目のデータは、マジ芯食った感触で、内心「これはいったでしょう!!」とほくそ笑んでデータを確認すると、なんと218y!! これ、ヤバイっす(笑)22度で218yは、過去記憶にないかもです。しかもですよ、飛距離だけなく、とにかく打ちやすいんです! そして何よりうれしいのが、UT特有のつかまりすぎの傾向がないことですね。最近右手を使いすぎないように意識していることもありますが、それにしても程よいつかまりだったりします。このUTも実戦投入すればよかったですわ~!


スカイトラックの弾道データはこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】

HS41.5m/s、初速59.4m/s、打ち出し角15.6度、バックスピン量4148.6rpm、サイドスピン-439.1rpm、飛距離208.4y

【ベスト】

HS41.8m/s、初速60.7m/s、打ち出し角15.0度、バックスピン量4044.7rpm、サイドスピン-405.8rpm、飛距離216.5y


打感は、ソリッド系。弾き感とマイルド感がちょうどよく混ざった感じで、感覚的にはFWとほぼ一緒。音もいわゆる中・高音系でした。


弾道はこんな感じで


そのスカイトラックデータはこちら

弾道的には、高弾道。しっかりクラブが球を上げてくれるイメージでした。これ、扱いやすいクラブの必須ポイントです!! スピン量は、ロフト角を考えれば、適量だと感じました。


出球傾向ですが、ボクのスイングで軽いドロー系ですが、この程度ならほぼストレートといっても過言ではないでしょうね(笑) 前述通りですが、UT特有のつかまりすぎがないのは、うれしいですね。


シャフト挙動と振り感ですが、ボク的には素直にクセがなく中間がしなる感じでしたが、FW用に比較すると若干手元にしっかり感がある感じでした。そういう意味では、FWは全体的にしなる感じで、このUTは中間とその先にかけてがクセなくしなるといった感じですかね。とにかく、クセなく素直に振り抜けるイメージでした。


今回ボクが試打した限りでは、このスペックでHS42~43m/sあたりがドンピシャかなと感じました。このUTもクセがなく、どんなゴルファーでも受け入れてくれそうなモデルでしょう。かなりの受け入れ間口の広さをもったUTの印象でした。もちろん、払い打ち系のほうがより合いそうなイメージもありましたが、ボクレベルのヒッターであれば、全然問題なし!! FWもそうですが、このシャフトとのマッチングがいいのかもしれませんね!


<本間ゴルフ「TW747」UT>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:10▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:8▽ミスの許容度:9

■ヘッド:ボディ=SUS630、フェース=高強度カスタムスチール

■ロフトバリエーション:19度、22度、25度、28度

■シャフト(重量/トルク/調子):カーボンシャフト「VIZARD for TW747 50」(for UTILITY=61.0g/4.2/中調子)。「UT-H7」(74.0g/2.8/中先調子)。スチールシャフト「NSPRO950GH」(S=98.0g/1.8/中調子)。

■価格:「VIZARD for TW747 50」装着モデル各1本3万2000円+税。「UT-H7」装着モデル各1本3万6000円+税。「NSPRO959GH」装着モデル各1本3万円+税。