どーもです。ブリヂストンゴルフの新製品「B3」シリーズおよび新アイアン「245MAX」を試打できました。前回お届けしたYONEX「EZONE GT」シリーズとほぼ同期の試打につき、ボクの調子は“ゴルフ体験主義史上最悪”といえる状態です。そんな状態なので、クラブ本来がもつ結果をお伝えすることが難しい状態ですが、“おそらくこんなクラブであろう”はお伝えできると思っています。いつも通りにスカイトラックの数値も出しますが、この結果の8~9割はボクの問題です。その辺を加味して読んでもらえたれらと思いますし、購入を考えている方は、必ずご自身で打ってから判断してくださいね。というわけで、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。


「B3」シリーズは「B3 SD」ドライバーおよび「B3 DD」ドライバーが発売済みですが、今回試打したのは追加された「B3 MAX」「B3 MAX D」ドライバーとFW、HYです。


まずは、「B3 MAX」ドライバーの見た目からいっていましょう。


おそらく「B3 SD」ドライバーの後継モデルだと思いますが、先代同様カーボンモノコックボディを採用。40g超の余剰重量を最適位置に配分することで、許容性を向上させているようです。

フェースはシャロー。でも、先代よりもトップライン中央部の膨らみがあるせいか、ややディープ気味にも見えました。そして、今回の注目点は「スリップレスバイトミーリング」と命名されたミーリングです。“接点を科学する”を掲げる同社ならではの技術ですね。

ボディはシャロー。先代よりも確実にシャローになっていました。

後ろ姿です。ネック側にボリュームがあるのは先代同様。

構えてみるとこんな感じ。クラウンの投影面積はちょうどいい感じかな。見た目的には、先代からの大きな変更はないように感じました。

今回試打したのは、オリジナルカーボンシャフト「VANQUISH BS40 for MAX」Sフレックス装着モデル。スペックは、ロフト角9.5度、ライ角59度、長さ45.5インチ、総重量302g、バランスD2。ヘッド体積460cm3 。シャフトスペックは、重量50g、トルク6.7、中調子。

試打会場は東京・メトログリーン東陽町、ボールはブリヂストンゴルフのレンジ用で2ピースボール使用。


持ってみた感覚ですが、重量的にはやや軽め。グリップはやや細め。シャフトを手でしならせてみると、Sフレックスにしては全体的に軟らかめ。しなりポイントは真ん中よりもやや先辺り。ワッグルしてみると、まずグリップの先辺りが結構軟らかめで、「えっ!? ここ?」状態。今まであまり感じた記憶のない場所でした。ヘッドの振れ幅もやや大きめですが、まるでムチのような感じ。素振りしてみると、やはりしなりをかなり感じるモデルでした。


実際に打ってみると、軟らかめの打感、ボールの上がり方はめっちゃいい感じ。でも弾道の見た目がいつも通りに見えても、奥のネットの直前で失速し、やっと届いている感じだったりします。これは前回紹介したヨネックスとほぼ一緒なので、その原因の多くは、ボクのスイングによるものだと思います。「汗で滑るので、グリッププレッシャーが変わっているのでは」という仮説を解決するため、今回は右手グローブもしました。でも、3000rpmオーバーだったので、どうやら見当違いだったようです。やはり、原因はボクのスイング自体にありそうです。そんな感じでしたが、それでも曲がりはかなり抑えられたイメージ。フッカーのボクにとってはほぼストレート弾道を打ちやすいように感じました。


スカイトラックの弾道はこんな感じで

その各球データはこちら

【3球平均】

HS42.6m/s、初速59.1m/s、打ち出し角14.8度、バックスピン量3169.2rpm、サイドスピン-219.9rpm、飛距離230.7y

【ベスト】

HS42.7m/s、初速59.3m/s、打ち出し角14.9度、バックスピン量2851.6rpm、サイドスピン-381.6rpm、飛距離232.9y


打感はマイルド系。ボールのつぶれ感をしっかり感じられます。音は中高音系。


弾道はこんな感じで

そのスカイトラックデータがこちら

弾道的には高弾道。ボールの上がりやすさは、何ら問題なしです。でも、問題はスピン量。これはハッキリいってボクのスイングの問題でしょうが、クラブで疑うとしたら、シャフトです。その辺は後述しましょう。


出球傾向は、ボクのスイングでほぼストレート。フッカーのボクにとっては、これくらいなら、もうストレートですw


シャフトフィーリングと振り感ですが、まずは、かなり軟らかめに感じました。ワッグルで書いたグリップ先の軟らかさのせいか、切り返しで力むと振り遅れて逆球のドスライスも出れば、それを何とかしようと手首を返してしまいフックも出てしまいました。って、それはボクのスイングの問題ですけど(汗)。また、正直当たり負けているような気配も感じました。このマッチングなら、ヒッタータイプはNGかなって気もしました。


今回ボクが打った限りでは、このスペックでHS40m/s辺りにオススメ。基本性格的には、いわゆるオートマチック系だと思います。クラブが多分に仕事をしてくれるイメージですが、このマッチングなら払い打ち系のスインガータイプ向けでしょうね。ボクのように切り返しで力むと出球は確実にバラけると思います。いずれにせよ、このシャフトでヒッタータイプが打ったら、間違いなくスピン量が増えそうな気配は感じました。ヒッターやHS42~43m/s以上の方にはシャフトフィッテイングがオススメ。でも、曲がりを抑えたモデルを目指したであろうことは、しっかり体感できました。

<ブリヂストンゴルフ「B3 MAX」ドライバー>

■KAZ’sインプレッション(10点満点)

▽飛距離:8▽上がりやすさ:10▽操作性:8▽構えやすさ:9▽打感の柔らかさ:9▽ミスの許容度:9.5

■ヘッド:ボディ=CFRP、ウエート=【9.5度】ステンレス【10.5度】タングステン、フェース=6AL-4Vチタン合金

■シャフト(重量/トルク/調子):「VANQUISH BS40 for MAX」(S=50g/6.7、SR=46g/7.7、R=42g/7.9/中調子)。

■価格:9万9000円 ※価格は税込み