14年から日本ツアーに参戦している28歳のタンヤゴーン・クロンパ(タイ)が賞金ランク1位の今平周吾を2アンド1(1ホール残して2アップ)で破り、ツアー初優勝を飾った。

表彰式では大会を主催する国際スポーツ振興協会の半田晴久会長(67)が、来季は主催大会を1試合増やすことを明言した。「8月に『ISPSハンダ東京オープン』を千葉で開催します。賞金5000万円の市民参加型トーナメント。4日間入場無料。毎日先着1000名にお弁当を出します」。月曜日に予備日も確保し、日曜までに決着がついた場合は大会運営を支えるボランティアから抽選で120組ほどを選び、トーナメントセッティングでプレーしてもらう日に充てる予定だという。マッチプレー競技は賞金総額1億円に変更し、残る1億3000万円を新規トーナメントの運営費の一部に回すとした。

1、2回戦と3回戦以降の2週に分けてきたマッチプレーのフォーマットも見直す意向を表明。欧州、アジア、オーストラリア3ツアー共催のISPSハンダ・ワールドスーパー6のように、3日間はストロークプレーで争い、最終日のみ上位24人による6ホールのマッチプレーで優勝者を決める方式を含め「どういう形式にするかJGTO(日本ゴルフツアー機構)と検討をしていく」とした。