約1カ月ぶりの国内ツアー出場となった渋野日向子(22=サントリー)は、4バーディー、4ボギーの72で回り、42位スタートとなった。インから出た序盤は11、12番と連続バーディー発進。大会直前の7日まで続いたAIG全英女子オープン出場に伴う2週間の自主隔離期間の影響を感じさせない姿も垣間見せたが、「後半は縦距離も合わなくなって、パッティングの距離感も怪しくなっていた」と徐々に失速。最終9番ではピンまで1・5メートルに寄せてバーディーを奪い、イーブンパーまで戻す意地はみせた。それでも「チャンスになかなかつけられなくて、パーを取るのに必死という感じだった」といつもの笑顔はなかった。

34位に終わった全英では4連続ボギーをたたくなど苦しんだこともあり、「欲深くいかないよう、冷静にリスクの少ないショットを第一に考えた」。ともに69と好発進した同組の全美貞、西郷真央のプレーに刺激も受け「自分にも伸びしろはあるなと発見できた」。感覚さえ戻れば爆発する気配はある。「理由がわかっているので、まだミスに対してネガティブに思っていない。今日より悪くならないように、耐えるゴルフができれば」と2日目以降を見据えた。