<全国高校総体:陸上>◇第1日◇30日◇大分銀行ドーム

 男子400メートルリレーで、アンカーに桐生祥秀(3年)を擁する京都・洛南高が予選第1組に登場。40秒59の1着で、第2日(31日)の準決勝に進んだ。

 桐生は、3走の犬井亮介(3年)から混戦ながらトップでバトンを受けると、一気の加速。後続を瞬時に突き放すと、2着の宇治山田商(三重)に約5メートルの差をつけ、最後は残り20メートルほどを流してフィニッシュした。予選ながら40秒59は、洛南高の現チーム最高タイムとなった。

 8月10日開幕の世界選手権(モスクワ)を控える中、この日から最大5日間で11レースを走る過密日程だが「しっかり体をケアしてケガをしないように」と自分に言い聞かせた。

 日本人初の9秒台が期待される男子100メートルは、同じく第2日(31日)に予選、準決勝、決勝が行われる。