<全国高校総体:相撲>◇5日◇東京・国技館

 団体、個人の予選を行い、慶応1年生の“秀才ボーイ”北原英嗣が、今日6日の決勝トーナメント進出を決めた。神奈川王者として予選3戦を2勝1敗で通過し「何が良くて、何が悪かったかを分析して決勝(トーナメント)に臨みたい」と話した。偏差値60台後半で中高一貫教育の神奈川・聖光学院に入学し、全中で8強入りした。ただ、東大合格者数が全国6位ながら高校には相撲部がなく、勉強との両立のため慶応に進学した。両親からは相撲強豪校を経ての角界入りを勧められたが「将来は法に携わる仕事に就きたい。慶大でも両立します」と目標は明確だ。