日本が逆転で16年世界グループ残留を決めた。最終日の第1試合でエースで世界6位の錦織圭(25=日清食品)が、エース対決で同59位のヒラルド(27)を6-4、6-2、7-6のストレートで下すと、続く最終試合で同124位のダニエル太郎(22=エイブル)が、同123位のファジャ(32)を7-6、6-3、6-2のストレートで下し、日本は通算3勝2敗で勝った。


最終日=20日10時(日本時間21日午前0時)

<第1試合>


○錦 織6-4
6-2
7-6

ヒラルド×


<第2試合>


○ダニエル7-6
6-3
6-2

ファジャ×

勝利の瞬間、喜びで帽子を投げるダニエル(撮影・吉松忠弘)
勝利の瞬間、喜びで帽子を投げるダニエル(撮影・吉松忠弘)

第2日=19日10時(日本時間20日午前0時)

<第1試合>


×内山、西岡7-6
2-6
3-6
2-6
カバル、ファラ○

 第2日のダブルスは、内山靖崇(北日本物産)西岡良仁(ヨネックス)組がフアンセバスティアン・カバル、ロベルト・ファラ組に7―6、2―6、3―6、2―6で敗れ、ワールドグループ残留を目指す日本は通算1勝2敗と後がなくなった。


第1日=18日10時(日本時間19日午前0時)

<第1試合> 試合終了


×ダニエル4-6
3-6
6-3
6-1
4-6
ヒラルド○


<第2試合> 試合終了


○錦 織7-6
7-6
7-5

ファジャ×

 第1日を終わり、日本はコロンビアと1勝1敗のタイとした。

 第1試合で世界ランク124位のダニエル太郎は、同59位のヒラルドにフルセットの末、4-6、3-6、6-3、6-1、4-6で競り負けたが、第2試合で同6位の錦織圭は同123位のファジャを7-6、7-6、7-5のストレートで退けた。

 シングルス4試合、ダブルス1試合の計5試合を行い、先に3勝したチームが来年の最高峰のワールドグループ(16カ国)を戦い、敗れたチームは地域グループで戦うことになる。


第2ラウンドのファジャ戦でポイントを奪ってガッツポーズする錦織(ロイター)
第2ラウンドのファジャ戦でポイントを奪ってガッツポーズする錦織(ロイター)