土浦日大(茨城)が能代工(秋田)のお株を奪う速攻で、22年ぶり6回目の決勝進出を果たした。

 第2Qの途中で17-28と差を広げられた。タイムアウトを取った佐藤豊コーチ(68)に、「大丈夫です」と山崎純主将(3年)が答えた。

 後半、機動力を発揮する。松脇圭志(3年)杉本天昇(2年)らが走ってゴールを量産し、試合をひっくり返した。主力は、国体決勝で明成主体の宮城県を倒した時のメンバー。「ウインターカップでも優勝したい」(山崎主将)。実現すれば、38年ぶり2回目の優勝となる。