今秋開幕するバスケットボール男子新リーグ、Bリーグの大河正明チェアマン(57)が3日、女子Wリーグ・シャンソン化粧品が判定を巡って主審を提訴した問題を受け、新リーグの審判についての方針を語った。

 Wリーグは審判に対する裁判所への提訴を禁じていないが、Bリーグでは2季目以降の参入条件に提訴禁止を盛り込んだ。リーグとチームの紛争を避けるためだが、判定への異議を申し立てる機会は設ける方向で今後協議を進める。同チェアマンは「基本的に主審の判定が覆るとは考えていないが、判定への意見は受け付けていきたい」と、試合を管理する責任者の配置、NBAにならったビデオ判定を今後の検討材料に挙げた。また、この日Bリーグの理事会が都内で行われ、17~18年シーズンの参入条件をまとめた「クラブライセンス」が承認された。