丸川珠代五輪相は13日の閣議後の記者会見で、2020年東京五輪で男女混合種目が増えるなど、女子の出場選手の割合が全体の5割に迫る見通しとなったことに「女性の活躍の推進は国でも掲げている。東京大会が女性の活躍に重点を置いたものになるのは非常にうれしく思う」と歓迎した。

 若者に人気のバスケットボール3人制や自転車BMXのフリースタイル・パークも採用が決まり「若い選手の参加や意欲につながる。今までの大会と違う新しい切り口が見られるのは大変楽しみ」と期待した。

 新種目決定を巡っては、大会組織委員会が既存会場の活用で、経費が増加しないよう国際オリンピック委員会(IOC)と調整している。丸川氏は「これまでのコストの中でしっかり管理できるようにしていきたい」と述べた。