ウィンブルドンで記念すべき100試合目となった35歳のロジャー・フェデラー(スイス)が健在ぶりを示した。

 昨年の準決勝で屈したミロシュ・ラオニッチ(カナダ)を相手に46本の決定打を浴びせてストレート勝ちで雪辱。「正直、いい感じできているね」とご満悦だった。

 アンディー・マリー(英国)ら「ビッグ4」の中で唯一の4強入り。春の赤土のシーズンを休養に充て「フレッシュになり、自信も持っている」と言い切る大スターが、単独最多となる8度目の大会制覇へ順調に近づいている。