卓球のワールドツアー、チェコ・オープン女子ダブルスで伊藤美誠(16)と組んで優勝した早田ひな(17=福岡・希望が丘高)が29日、羽田空港に帰国した。

 6月の世界選手権(ドイツ)で銅メダルを獲得した女子高生コンビ。世界選手権以来、2カ月ぶりに組み、しっかりと結果を残した。「1-2から逆転できた」と逆境からの頂点に収穫を得た。

 今後は来月19日開幕のオーストリアオープンに出場する。通常より格上の大会で、今大会欠場した中国選手も多く出てくる。「中国選手に勝たないと、五輪金メダルはないので」と打倒中国を目標に掲げた。会見後はトロフィーを頭からかぶるなど、女子高生らしい一面も見せていた。