新潟アルビレックスBBが今季2度目の連勝を飾り、勝率を5割に戻して中地区2位に浮上した。新加入のシューティングガード(SG)城宝匡史(35)が9戦ぶりに戦列復帰し、古巣の富山グラウジーズ相手に約20分プレー。開幕時の布陣に戻って攻守のバランスが整い、95-86で逃げ切った。

 「ジョー」の復帰に勇気づけられた。城宝は10月9日のA東京戦で左足を負傷。左母指CM関節靱帯(じんたい)損傷で全治4週間と診断され、その間チームも3勝6敗と苦しんだ。第3クオーターの終了間際にリードを13点に広げる2点ジャンプショットを決めるなど10得点を挙げ、ガードの一角で機能した。

 また、池田雄一主将(34)は10分間の出場で3点シュート1本を決め、自身通算500試合出場のメモリアル戦に白星を添えた。