バスケットボール男子のBリーグの富樫勇樹(24=千葉ジェッツ)は10日、熊本県立総合体育館で14日に開催されるオールスター戦の欠場、前日13日の復興支援活動も参加しないことについてチームを通してコメントを発表した。

 「後半戦のレギュラーシーズン、チャンピオンシップと高いパフォーマンスを見せられるようにしっかりとけがの治療に専念したいと思います」。

 富樫はファン投票で選出され、B・WHITEの主将も務める予定だった。B・BLACKの主将を務める馬場雄大(22=アルバルク東京)も欠場が決まっているため、富樫は自身のツイッターで「多くの人が投票してくれたおかげでキャプテンに任命されたのに、両チームのキャプテンが欠場、、本当に残念です」とコメント。代わりに主将を務めることなった篠山竜青(29=川崎ブレイブサンダース)については「確実に(篠山)の方が適任だと。笑」(原文まま)。B・WHITEの先発は富樫から宇都直輝(26=富山グラウジーズ)に変更となっている。

 富樫は1日のBリーグアルバルク東京戦で左大腿(だいたい)四頭筋挫傷のけがを負い、全治3~4週間とみられている。千葉ジェッツが2連覇を果たした7日の天皇杯決勝では、松葉づえをつきながらベンチで声援を送っていた。